愛犬(老犬16歳)の介護日記⑥/旅立つ日

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足早に、仕事終わって帰る…🏃‍♀️

仕事中も家族から愛犬の状況の連絡が入る。クーンクーンと鳴いている、下痢、嘔吐、痙攣と。

一刻も早く帰りたい!一心。

玄関を開けると、ハァーハァーと呼吸している愛犬。抱っこしてリビングへ連れて行く。

リビングで看病をしてると、涙がボロボロになりながら、マッサージ。私がこんなんじゃーダメだよ!!!!

ガホガホ口を開いて、嘔吐。そして、始めて見る犬の痙攣。顔は引き吊り、口はガクガク、足も張って、どうした!どこをさすってあげれば楽なのか?戸惑うばかり。

しばらくすると痙攣も落ち着く。呼吸も浅い呼吸、深い呼吸の繰り返し。ネットで調べていた通りの現象だった。

落ち着くと、目もしっかりとして表情も豊か。落ち着いたねっと思うと、2時間おきにまた、嘔吐、痙攣、努力呼吸の繰り返しだった。

夜、娘夫婦は帰り、主人も仕事から帰宅。

遅い夜ご飯をみんなで食べながら、愛犬の話をしながら、みんなの視線は愛犬へ向いていた。

一斉に「止まった?」、駆け寄った。

叫ぶ「おーい!戻ってこい!」「まだ一緒にいてよぉー」

娘夫婦も引き返し、戻ってきたときは、ほぼ停止状態。

「ありがとう!大好きだったよ、しん」「この家をずっと守ってくれてありがとう」「家族のために笑顔をくれてありがとう」「本当に本当にありがとう」

16年という日々は、ちっちゃかった子供と過ごし、4人の子供たちも大人になるまで一緒に過ごした。私たち親から見ると、子供1人が亡くなった感じだ。

ペットとはいえ、家族同様に過ごしてきた分、ショックは隠しきれない。

家族全員がこれまでにない、ボロボロのズタズタでした…

ボロボロ、ズタズタになったあと、愛犬を初めて迎い入れた、若い時の愛犬の写真をみて、今は真っ白になってるけど、真っ茶だったんだね〜と昔を思い出して、深夜遅くまで家族で通夜振る舞いをした。

抜け殻になった愛犬を見てると、スヤスヤと眠っているようだ。まだ呼吸してるんじゃないかと触ってみたり、またまた涙が止まらない🥹。

リビングは、エアコンでギンギンに冷やし、子供たちは愛犬の横にお布団を持ってきて一晩一緒に寝ました。

私は自分の部屋で、愛犬の死を受け入れられない自分との闘いでした。

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